こんにちは!「海と日本プロジェクトin 神奈川」メッセンジャー
キャンパスラボ 成城大学 3年 藤原美歩です。
私は今回,6月17日に日本財団と環境省が主催した「海ごみゼロ国際シンポジウム」に参加してきました。
今回のシンポジウムでは、日本を中心に海洋ごみ対策における企業団体の優れた取り組みや、学術研究の成果などを紹介し、問題の解決に向けた日本の取り組みを国内外に発信していくことを目的とし、海洋ごみによる危機や日本の挑戦についての講演、海ごみゼロアワード表彰式などが行われました。
海ごみゼロアワード表彰式では245件の応募の中から、最優秀賞に荒川クリーンエイド・フォーラムが実施している
「流域一丸!荒川クリーンエイドで河川/海洋ごみソリューション!」が選ばれました。
また日本財団の笹川会長は、”地球は生き物であり、また海は世界の7割を占めている、
しかし私たち人間は海洋が人類の生存においてどれだけ重要か忘れがちである”と仰っていました。
確かに私たち人間は地球という海のある惑星に育ち、また日本は島国で周りを海に囲まれた生活をし、
海からたくさんの命を頂きながら生活しているにも関わらず、海を守っていこう、保全していこうという意識が低すぎるのではないかという危機感を覚えました。
私の地元、静岡県浜松市は遠州灘海岸という海にとても近い地域で、昔から年に1度は砂浜の清掃活動に携わっていたので、海の保全への意識は高い方だと自負していましたが、海ごみの8割は街からということを知らなかったり、マイクロプラスチックごみの問題について知らなかったり、リサイクルされているプラスチックはほんの数パーセントしかないことなど、もっと勉強していく必要があるなと感じました。
しかし見方を変えれば、海洋ごみ問題を発信する側がうまく一般の方に伝えきれていないという現状もあるのではないかなとも思いました。
私たちは1地球の住民として、海洋ごみ問題を学ぶのはもちろん、その学んだことを家族や友人に伝えていくということもとても大切なのではないかなとも考えさせられました。
今回取材した海ごみゼロ国際シンポジウムの様子は
7月22日(月)よる7時55分からの『カナガワニ海』にて放送を予定しています!
ぜひご覧ください!お楽しみに!!
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