こんにちは!海と日本プロジェクトinかながわ です!
横浜市中区の海運会社・上野トランステックが2月14日、新たなタンカー船「輝光丸」の命名・進水式が行われました。
温室効果ガスを排出しない海上輸送を目指す日本財団の「ゼロエミッション船プロジェクト」の実証船として建造されたもので、
全長、およそ105メートル。積載量、およそ5000キロリットル。
水素燃料対応の内航タンカーとしては最大サイズで、
燃料消費量最適化のためのリチウムイオンバッテリーを搭載しているということです。
「輝光丸」はまだ試作モデル。
将来の完成形では、船体内部の機関室部分に水素エンジンを移し、上甲板のスペースには水素タンクを設けることが想定されていて、
その場合、従来通り「重油」を燃料として使う航行と比べ、二酸化炭素排出量を年間およそ6000トン削減できるということです。
2026年に実証実験を行い、クリーンエネルギー対応船の海運業界への普及を目指していくということです。