こんにちは! 海と日本プロジェクトinかながわ です!
9月11日、日本ライフセービング協会などが、水辺の事故ゼロを目指し
神奈川県内の海岸でドローンを活用した広域パトロールを行いました。
この日使用されたドローンには
高性能カメラやスピーカーが搭載されており、
資格を持つライフセーバーが操縦。
葉山町から逗子市にかけて約2.5kmの海岸線を巡回し、
マリンスポーツを楽しむ人々に安全を呼びかけました。
「ただいま広域ドローンパトロール実施中です。助けが必要な場合は、合図を送ってください」
とスピーカーで呼びかけ、注意喚起を行いました。
海上保安庁によると、
昨年1年間で遊泳中に死亡または行方不明となった68人のうち、
54人が海水浴場ではない場所での事故だったといいます。
また、日本ライフセービング協会によると、
近年は外国人観光客による水難事故も増加傾向にあり、警戒を強めています。
協会の菊地太 副本部長は次のように話します。
「ドローンはボートより高速で移動でき、カメラやスピーカーで
沖にいる要救助者とも素早くコミュニケーションが取れる。機動性が大きなメリット」
日本ライフセービング協会は、今後も県内の海岸でドローンによるパトロール範囲の拡大を検討しています。