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2025.10.17

【ニュース】拾った海藻がブランド豚の餌に! 鎌倉・由比ヶ浜海岸でビーチクリーン

こんにちは! 海と日本プロジェクトinかながわ です!

鎌倉市の由比ガ浜海岸で、水産・畜産・福祉が連携したユニークな取り組みが行われました。

海岸をきれいにしながら、集めた海藻をブランド豚の飼料として再利用する取り組みです。

この日、ビーチクリーンの参加者が拾い集めていたのは、砂浜に流れ着いた海藻。

集められた海藻は、地元の障害者施設などで乾燥・粉砕され、

厚木市の養豚場で育てられる「鎌倉海藻ポーク」の餌として生まれ変わります。

 

この活動は、神奈川県が掲げる「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念のもと、

県や地元漁協などが協力して実施しているもので、3年前から年2回のペースで続けられています。

 

16日のイベントには、地元障害者施設の利用者や由比ガ浜中学校の生徒など、約160人が参加。

海藻を海水で洗い、ていねいにケースへ詰める作業を楽しみながら取り組みました。

 

活動を企画した矢野ふき子さんは次のように話します。

 「障害者や高齢者の方が飼料づくりに関わり、『鎌倉海藻ポーク』というブランド豚が生まれています。

  肉を味わうときに、その背景にある人々の活躍を感じてもらえたらうれしいです」

 

この鎌倉海藻ポークは、市内の学校・保育園の給食に使われているほか、

鎌倉市のふるさと納税返礼品としても提供されています。

 

海を守り、地域をつなぐ“おいしい循環”が、鎌倉から広がっています。

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