相模原市の本村賢太郎市長が2025年7月24日の定例会見において、
水難事故防止を呼びかけるために、心肺蘇生(CPR)法とAEDの実演を行いました。
相模原市内では、毎年約10件の水に関する事故が発生しています。
2024年には相模川で中学生が流されて死亡する事故も起きており、安全への意識が一層求められています。
6月時点での全国報道実態調査によると、
溺水による死亡者数はすでに17人に上っており、深刻な状況が続いています。
定例会見では、「川で溺れている人を発見した場合」を想定して、
心肺蘇生法の流れを実演しました。
具体的には以下の手順です:
また、本村市長は「子どもは決して一人で川に行かないで」と保護者に対し、強く注意を呼びかけました。
本村市長は「誰ひとり取り残さない相模原市」を掲げ、
今後は教育委員会や消防局との連携、さらに地域住民の協力を得ながら、
水難事故防止に全力を注ぐ考えを示しました。
心肺蘇生法やAEDの知識を身につけることは、いざというときに命を守る力になります。
市民や保護者の皆さんも、水辺での安全行動や応急手当の方法をぜひ日常的に確認しておきましょう。